熟成ビールのイベントが開催されました!
BEER
2026/01/18
TAP ON SURUGA 主催の「貯蔵クラフトビール開封フェス」が、2026年1月17日に開催されました。ティールズは、10L樽のブラウンエールを、淡島マリンホテルのワインセラーで3ヶ月熟成させて、皆様にご提供しました。

今回のお話をいただいた2025年8月の時点で、ティールズでこれから樽詰め(もしくは詰め替え)できて、かつ熟成可能なビールは?と考えたときに、選択肢はブラウンエールしかなかったわけですが、これがとても興味深い結果になりました。
ティールズはアメリカ西海岸スタイル寄りのビールを作ります。ティールズのブラウンエールも同じで、モルティなベースがありつつ、華やかな柑橘系ホップ香を楽しめる、アメリカンスタイルのブラウンエールです。柑橘系ホップは新鮮さが大事で、ブラウンエールは正直、長期間の熟成にはあまり向いていません。ただ、今回の熟成期間が3ヶ月と短めであるということだったので、やってみよう!ということになりました。
ブラウンエールは10Lの樽に詰めて、イベント当日の1/17まで、淡島マリンホテル横の洞窟にあるワインセラーで熟成されました。当日にワインセラーへ樽を取りにいったのですが、このワインセラーがものすごく雰囲気のあるところでした。温度は18度ぐらいになるように調整され、湿度も高めで、ちょっとカビの匂いもするような、突然現れた亜空間のような雰囲気。こんな素敵なところでぬくぬくしていたのね!と期待が高まりました。
そして樽をビアサーバーにつなぎ、緊張のテイスティング…。結果はとても良い方向に振れていました。
冷蔵庫で保管していた、いわば「冷蔵庫熟成」のブラウンエールは、濃いめのモルトがおりなすモルティ感と、ノーブルホップベースのグラッシーな香り、柑橘系ホップのシトラス香が、なかなかバランスが取れています。
それに対して、「ほら穴熟成」のブラウンエールは、予想通り、柑橘系ホップのシトラス香はだいぶおとなしくなっていましたが、モルト、グラッシーな香り、シトラス香がとても良いポイントで調和していて、ワンランク上の飲み物になったような印象でした。
イベント当日は、ティールズのブラウンエール(ほら穴熟成、冷蔵庫熟成)と摘果寿太郎ヘイジーIPAに加えて、沼津クラフトさんの「島源郷ピーチセゾン」の海底熟成バージョンと冷蔵庫熟成バージョンの飲み比べもできました。沼津クラフトさんは、海底熟成に向けて麹シロップを加えたとのことで、ブレタノマイセスがしっかりと仕事をしたような熟成香が感じられる、素晴らしい仕上がりになっていました。
さて、今回の「ほら穴熟成ビール」の提供は、今回のイベント限定で、残念ながらもうご提供することはできませんが、実は昨年の海底熟成実験で熟成をさせた「イングリッシュスタウト」のご用意があります。現時点で残りは数本ですが、ぜひお試しください。

このような機会がまた得られれば、ぜひ積極的に行っていきたいと思います!